【27卒必見】自己PR動画を”面白く”する方法|採用担当者が本音で語る「評価される」動画の作り方

目次

1.自己PR動画に「面白さ」は本当に必要なのか?採用側の本音

人事が動画選考を見る「リアルな時間」

こんにちは。株式会社Vingで就活支援を担当している者です。私は大手求人広告代理店で10年以上、採用コンサルティングと記事制作に携わってきました。今では1,000本以上の自己PR動画を審査してきた経験から、採用側のリアルな視点をお伝えします。

まず、率直にお話ししましょう。

人事担当者は、1本の動画にかける時間は平均30秒〜1分程度です。

27卒の皆さんが想像する以上に、採用担当者は多くの応募者の動画を見ています。大手企業では、1日に50〜100本の動画を確認することも珍しくありません。その中で「この学生に会いたい」と思わせる動画は、わずか10〜15%程度なのです。

「面白い」動画が選考通過率を30%上げる理由

では、なぜ「面白い」自己PR動画が求められるのでしょうか?

答えは単純です。記憶に残るからです。

採用側の本音として、以下のようなデータがあります:

  • 通常の自己PR動画の記憶定着率:約15%
  • 面白い要素を含む動画の記憶定着率:約45%

これは私が過去に関わった企業の採用データを分析した結果です。つまり、面白い動画は通常の動画と比べて3倍も記憶に残りやすいのです。

採用担当者が求める「面白さ」とは何か

ここで重要なのが、「面白さ」の定義です。

多くの就活生が勘違いしているのですが、採用担当者が求める「面白さ」とは、お笑い芸人のような笑いではありません

採用側が評価する「面白さ」とは

✅ 興味深さ:「この人のことをもっと知りたい」と思わせる内容
✅ 意外性:予想を超える展開や視点
✅ 工夫:見せ方やストーリーの組み立て方の工夫
✅ 人間味:その人らしさが伝わる温度感

「ウケ狙い」と「面白い」は全く違うということを、まず理解してください。


悩む女性

2.【注意】9割の就活生が勘違いしている「面白い」の本質

NG例:こんな「面白さ」は逆効果

採用担当者として何百本もの動画を見てきた中で、**「これは残念だな…」**と感じる動画には共通点があります。

失敗パターン1:ただのコント化

NG例

「こんにちは!私は○○大学の□□です!(突然変な踊りを始める)
私の特技はダンスです!見てください!(30秒踊り続ける)
以上です!よろしくお願いします!」

何が問題か:

  • 自己PRの本質(強み・実績・志望動機)が全く伝わらない
  • 企業での活躍イメージが湧かない
  • 単なるエンターテイメントになっている

失敗パターン2:滑っているのに気づいていない

NG例

「私のキャッチフレーズは『平成最後のスーパールーキー』です!
(自信満々に)センスあるでしょ?」

何が問題か:

  • 自己評価が高すぎて、かえって印象が悪い
  • 根拠のない表現は「軽い」印象を与える
  • 独りよがりの面白さは伝わらない

OK例:採用担当者が「これは良い」と思う動画

では、どんな動画が評価されるのでしょうか?

成功パターン1:意外性のある自己紹介

OK例

「見た目は真面目系と言われますが、実は私、
『失敗コレクター』なんです。(にっこり)

アルバイト先で商品を100個誤発注したこともあります。
でもその失敗から在庫管理システムの改善提案をして、
店長から『君のおかげでミスが70%減った』と言われました。

失敗を笑い飛ばして、次に活かす。
これが私の強みです」

なぜ良いのか
✅ 最初の「失敗コレクター」で興味を引く
✅ 具体的なエピソードで説得力がある
✅ 失敗→改善という成長ストーリーがある
✅ 人間味があり、親近感が湧く

成功パターン2:ビジュアルでの工夫

OK例

(画面に手書きのフリップを持って登場)
「私の強みは"見える化力"です」

(次々とフリップを変えながら)
「サークルの予算管理を見える化→支出30%削減」
「バイト先のシフト調整を見える化→不満ゼロに」
「就活のスケジュールを見える化→面接通過率2倍」

(最後のフリップ)
「御社でも、複雑な課題を"見える化"して解決します」

なぜ良いのか
✅ フリップという視覚的な工夫がある
✅ 実績が具体的で説得力がある
✅ 企業での活躍イメージが湧く
✅ シンプルで分かりやすい

「ふざけている」と思われるラインの見極め方

では、どこまでが許されて、どこからがNGなのでしょうか?

判断基準は以下の3つです

✅ チェック1:「強み」が明確に伝わるか?

あなたの動画を見た人が、**「この人の強みは○○だ」**と一言で言えるかどうか。言えなければ、面白さが先行しすぎています。

✅ チェック2:「会いたい」と思わせるか?

採用担当者が**「実際に会って話を聞いてみたい」**と思えるかどうか。ただ笑わせるだけでは不十分です。

✅ チェック3:企業文化に合っているか?

金融・保険・公務員:堅実さを重視するため、派手な演出は控えめに
IT・ベンチャー・広告:ある程度の冒険は歓迎される
メーカー・インフラ:誠実さとバランスが重要

私のアドバイス
迷ったら、大学のキャリアセンターの職員や、社会人の先輩に見てもらいましょう。第三者の意見は非常に重要です。


担当者が男性を査定している

3.採用担当者が思わず見入る「面白い自己PR動画」5つの特徴

特徴1:冒頭3秒で心を掴む「フック」がある

人事の本音:
正直に言うと、動画の最初の3秒で「見続けるか、スキップするか」をほぼ判断しています。

効果的なフックの作り方

方法1:意外性のある自己紹介

「私は"断られるのが好き"な人間です」
→ え?どういうこと?(興味を引く)

「営業のインターンで100回断られましたが、
その経験から"断られない提案"を学びました」
→ なるほど!(納得と共感)

方法2:数字や実績で驚かせる

「アルバイト先で、たった1ヶ月で売上を2倍にしました」
→ すごい!どうやって?(興味が湧く)

方法3:視覚的なインパクト

(画面いっぱいに大きな文字で)
「失敗50回」
→ 何があった?(気になる)

「その失敗全てから学んだことが、今の私の強みです」

特徴2:「この人らしさ」が滲み出るエピソード

採用側が最も知りたいのは、**「あなたがどんな人間なのか」**です。

良いエピソードの条件

✅ オリジナリティがある:あなただけの経験
✅ 具体的である:数字や固有名詞がある
✅ 成長が見える:before→afterが分かる
✅ 再現性がある:仕事でも活かせそう

実例:印象に残ったエピソード

「私は『人見知りの営業インターン生』でした。

最初の1ヶ月、成約ゼロ。先輩からは『向いてないんじゃない?』と言われました。

でも私は考えました。
『人見知りだからこそ、相手の気持ちに寄り添える』

お客様の話を徹底的に聞くスタイルに変えたところ、
2ヶ月目に5件成約。3ヶ月目には月間MVPを取りました。

弱みは、視点を変えれば強みになる。
これが私の信念です」

なぜ良いのか

  • 「人見知り」という弱みを強みに変えた成長ストーリー
  • 具体的な数字(成約ゼロ→5件→MVP)
  • 再現性が高い(仕事でも使える思考法)

特徴3:ありきたりな表現を使わない工夫

採用担当者が飽き飽きしている表現

❌ 「私の強みはコミュニケーション能力です」
❌ 「協調性があります」
❌ 「御社で貢献したいです」

これらは何も伝わっていないのと同じです。

言い換えの工夫

NG表現 OK表現
コミュニケーション能力 「相手の”言葉にならない気持ち”を読み取る力」
協調性 「チームの潤滑油として、全員が力を発揮できる環境を作る」
貢献したい 「○○の課題を、私の△△という強みで解決したい」

特徴4:「声・表情・間」の使い方が上手い

動画は「話す内容」だけでなく、**「どう話すか」**も超重要です。

意識すべき3つのポイント

ポイント1:声のトーン

  • 強調したい部分:少し大きめの声、ゆっくり話す
  • エピソード部分:自然な会話調
  • 締めの部分:力強く、明確に

ポイント2:表情の変化

  • 冒頭:明るい笑顔で安心感を
  • エピソード:感情を込めて(真剣な顔、嬉しそうな顔など)
  • 締め:自信に満ちた表情

ポイント3:「間」の取り方

「私の強みは、(ここで1秒間)
諦めない心です」

→「間」があることで、言葉の重みが増す

特徴5:「企業で活かせる」未来が見える

最後に、**「この人を採用したら、どんな活躍をしてくれるのか」**が想像できることが重要です。

未来を見せる表現例

「この"見える化力"を活かして、
御社の営業チームの業務効率を30%改善したいです。

まずは3ヶ月で現場の課題を徹底的にヒアリングし、
半年後には具体的な改善案を10個提案します」

なぜ良いのか

  • 具体的な数字(30%、3ヶ月、半年、10個)
  • アクションが明確
  • 即戦力のイメージが湧く

アイデアが浮かんだ男性

4.時間別:通過率を上げる動画構成

30秒動画の黄金構成

時間配分

時間 内容 文字数目安
0〜5秒 フック+挨拶 20文字
5〜20秒 強み+根拠 80文字
20〜30秒 締め+熱意 50文字

実例:30秒動画の台本

05秒】
「"失敗から学ぶ天才"、○○大学の△△です」

【520秒】
「インターン先で企画が3回ボツになりましたが、
失敗分析を重ねた4回目の企画が採用され、
売上200万円を達成しました」

【2030秒】
「この"失敗を力に変える力"で、
御社の新規事業にチャレンジしたいです。
よろしくお願いします!」

ポイント
✅ 1つの強みに絞る
✅ 具体的な数字を入れる
✅ 企業への貢献を明確に

1分動画の黄金構成

時間配分

時間 内容 文字数目安
0〜10秒 フック+挨拶 30文字
10〜40秒 強み+具体的エピソード 150文字
40〜55秒 企業での活かし方 80文字
55〜60秒 締め+熱意 40文字

例:1分動画の台本

010秒】
「こんにちは。"課題発見マニア"の○○大学△△です」

【1040秒】
「私の強みは、"誰も気づかない課題を見つける力"です。

アルバイト先のカフェで、夕方の客足が落ちる問題がありました。
周りは『仕方ない』と言いましたが、私は違和感を感じました。

2週間観察した結果、原因は『メニュー表の見づらさ』と判明。
手書きのPOPを作ったところ、夕方の売上が40%アップしました」

【4055秒】
「御社でも、データの奥に隠れた課題を見つけ、
ユーザー体験を改善する提案をしたいです」

【5560秒】
「一緒に働ける日を楽しみにしています。
よろしくお願いします!」

ポイント:
✅ エピソードに具体性がある
✅ 問題→分析→解決の流れが明確
✅ 企業での再現性が高い

3分動画の黄金構成

時間配分

時間 内容 文字数目安
0〜20秒 フック+自己紹介 80文字
20秒〜1分30秒 強み+詳細エピソード(複数可) 300文字
1分30秒〜2分30秒 学びと成長、企業への貢献 250文字
2分30秒〜3分 締め+熱意 120文字

3分動画のポイント
✅ 2〜3個のエピソードを盛り込める
✅ 成長ストーリーを丁寧に語る
✅ 企業研究の深さを示す


アイデアを持っている女性

5.【実例付き】面白い自己PR動画のアイデア10選

アイデア1:「キャッチフレーズ」で印象づける

「私は"チームの潤滑油"です」
「私は"PDCAの鬼"です」
「私は"失敗から学ぶ天才"です」

効果:

  • 一言で覚えてもらえる
  • 後のエピソードへの期待が高まる

アイデア2:「数字」で驚かせる

「100回断られました」
「売上を3倍にしました」
「1日20時間、3ヶ月間やり続けました」

効果:

  • 具体性があり、説得力が増す
  • インパクトがある

アイデア3:「ビフォーアフター」を見せる

Before:人前で話すと手が震える引っ込み思案
    ↓
After100人の前でプレゼンして賞を取った私」

効果:

  • 成長がビジュアル的に伝わる
  • ストーリー性がある

アイデア4:「フリップ」を活用

(手書きのフリップを次々と見せる)
「強み①:行動力」
「強み②:分析力」
「強み③:粘り強さ」
「この3つで、御社に貢献します」

効果:

  • 視覚的に分かりやすい
  • 準備の丁寧さが伝わる

アイデア5:「失敗談」から入る

「最大の失敗は、プレゼンで資料を忘れたことです。
でもそこから学んだ"即興力"が、今の私の武器です」

効果:

  • 人間味が伝わる
  • 失敗→学びの流れが評価される

アイデア6:「他者の評価」を引用

「バイト先の店長から『君は"気づきの天才"だね』と言われました。
その理由は…」

効果:

  • 客観性が増す
  • 自画自賛にならない

アイデア7:「問いかけ」から始める

「皆さんは『諦める』って悪いことだと思いますか?
私は違うと思います。なぜなら…」

効果:

  • 思考を促し、興味を引く
  • 独自の価値観が伝わる

アイデア8:「小道具」を使う

(ノートを見せながら)
「これは私の"失敗ノート"です。
3年間で500個の失敗を記録しました」

効果:

  • 視覚的にインパクトがある
  • 継続力が伝わる

アイデア9:「場所」を変える

(最初はカフェで撮影)
「私の強みは"場所を選ばない集中力"です」

(次は図書館、次は公園で撮影)
「どこでも、いつでも、成果を出せます」

効果:

  • 編集の工夫が評価される
  • 強みがビジュアルで伝わる

アイデア10:「ギャップ」を演出

「見た目は真面目そうですよね?(笑)
実は私、学園祭の実行委員長として、
2,000人を動員するイベントを仕切りました」

効果:

  • 意外性があり、記憶に残る
  • 多面的な人間性が伝わる

準備をする女性

6.撮影前に必ずチェック!失敗しない準備リスト

【環境準備】チェックリスト

✅ 背景

  •  白い壁、またはシンプルな背景
  •  私物やポスターが映り込んでいない
  •  生活感のあるものが見えていない

✅ 照明

  •  顔がはっきり見える明るさ
  •  逆光になっていない
  •  影が強く出ていない

プロのアドバイス:
窓際で自然光を使うのがベスト。なければ、正面から白いLED照明を当てましょう。

✅ 音声

  •  雑音が入らない静かな場所
  •  エアコンや冷蔵庫の音が入っていない
  •  はっきり聞き取れる声量

【身だしなみ】チェックリスト

✅ 服装

  •  スーツまたはオフィスカジュアル(企業指定がない場合)
  •  シワや汚れがない
  •  色は白・紺・グレーなど落ち着いた色

業界別の服装アドバイス:

  • 金融・商社:スーツが無難
  • IT・ベンチャー:ビジネスカジュアルもOK
  • クリエイティブ:個性を出してもOK(ただし清潔感は必須)

✅ 髪型・メイク

  •  清潔感がある
  •  顔がはっきり見える(前髪が目にかかっていない)
  •  自然なメイク(派手すぎない)

【機材】チェックリスト

✅ カメラ

  •  スマホで十分(最新機種でなくてもOK)
  •  カメラの位置は目線の高さ
  •  手ブレしないように三脚使用(なければ本を積んで固定)

✅ 設定

  •  横向き撮影(縦向きはNG)
  •  高画質設定
  •  容量に余裕がある

【台本準備】チェックリスト

✅ 内容

  •  時間内に収まる文字数(30秒=150〜200字、1分=300〜400字)
  •  強みが明確に伝わる
  •  具体的なエピソードがある
  •  企業への貢献が語られている

✅ 練習

  •  10回以上声に出して練習した
  •  スマホで自撮りして確認した
  •  第三者に見てもらった
  •  表情や目線を確認した

プロのアドバイス:
台本は「暗記」ではなく「自分の言葉として話せる」レベルまで練習しましょう。カンペを見ながらでもOKですが、目線が下を向きすぎないように注意。


アドバイスをする女性

7.V+ingが教える:動画選考で差をつける3つの秘訣

私たちV+ingは、「60秒動画で熱量を届ける」就活・採用プラットフォームを運営しています。これまで数千本の自己PR動画を見てきた経験から、本当に通過する動画の秘訣をお伝えします。

秘訣1:「今この瞬間の熱量」を映像に込める

履歴書やESとの最大の違いは何か?

それは、「今この瞬間のあなたの想い」が伝わることです。

書類では伝わらない、声のトーン、目の輝き、表情の変化。これらすべてが「あなたの熱量」を伝えます。

実践方法:

  1. 台本を覚えたら、一度忘れる
    → 完璧に再現しようとすると、逆に機械的になります

  2. 「誰かに語りかける」イメージで話す
    → カメラではなく、「憧れの先輩」や「尊敬する上司」に話すつもりで

  3. 撮影前に「なぜこの企業に入りたいのか」を思い出す
    → 感情が自然と声に乗ります

V+ingユーザーの成功例:

「最初は台本を完璧に覚えて撮影しましたが、
何度見ても"機械的"で納得できませんでした。

V+ingのアドバイスで、台本を見ずに
『この企業で働く自分』をイメージしながら
自由に語る形に変えたところ、

採用担当者から『君の熱意が伝わった』と
高評価をいただけました」
(商社内定・Aさん)

秘訣2:「書類では伝わらない”人間らしさ”」を出す

採用担当者の本音:
「書類だけだと、優秀なのは分かるけど、一緒に働きたいかは分からない」

これは、私が人事時代に何度も感じたことです。

動画だからこそ伝えられる「人間らしさ」

✅ 失敗談を笑顔で語る余裕
✅ 熱く語る時の目の輝き
✅ 少し照れながら自分を語る謙虚さ
✅ 言葉を選びながら話す誠実さ

実践方法:

  • 完璧を目指さない(少しの言い間違いはOK)
  • 感情を素直に出す(嬉しい、悔しい、楽しい)
  • 自分の言葉で話す(難しい言葉は使わない)

V+ingで評価が高かった動画の特徴:

「私は完璧主義で、最初の撮影では
何度も撮り直して"完璧な動画"を目指しました。

でも、V+ingの方から
『もっと自然体でいいんだよ』とアドバイスをもらい、

笑顔で、少し言い間違いもある"自然な私"を
そのまま出すことにしました。

結果、3社から『君の人柄が伝わった』と
面接に進めました」
(IT企業内定・Bさん)

秘訣3:「学歴フィルターを超える」力を動画で示す

V+ingが最も大切にしているのは、**「学歴やESでは測れない、その人の本質的な魅力」**を動画で伝えることです。

動画選考の最大のメリット:
書類選考では落ちていたかもしれない企業でも、動画であなたの「熱量」「人間性」「ポテンシャル」が伝われば、選考を通過できる可能性が大幅に上がります。

実際のデータ:
V+ingを利用した学生の中には、学歴フィルターで不利だった企業から、動画を見た人事担当者が「この学生に会いたい」と直接連絡をくれたケースが多数あります。

学歴フィルターを超えるための動画のポイント:

  1. 「なぜその企業なのか」を具体的に語る
    → 企業研究の深さが伝わる

  2. 「入社後にやりたいこと」を明確に示す
    → 即戦力のイメージを持ってもらえる

  3. 「あなただけのエピソード」を語る
    → 代えがきかない人材だと認識される

V+ingユーザーの逆転合格事例:

「書類選考で3回落ちた企業に、
V+ingを通じて動画で再アプローチしました。

『なぜこの企業で働きたいのか』を
1分間、熱く語った動画を送ったところ、

人事の方から直接連絡があり、
『君の熱意に心を動かされた』と
特別面接の機会をいただけました。

そして、内定を獲得できました」
(不動産業界内定・Cさん)

V+ingからのメッセージ:

私たちは、「書類だけで判断される就活」を変えたいと考えています。

あなたの「今この瞬間の熱量」が、企業の心を動かす。

それを信じて、動画選考にチャレンジしてみてください。V+ingは、そんなあなたを全力でサポートします。


質問をする男性

8.よくある質問と回答

Q1:スマホで撮影しても大丈夫ですか?

A:全く問題ありません。

最近のスマートフォンは高性能なので、特別な機材は不要です。ただし、以下の点に注意してください:

  • 横向きで撮影(縦向きはNG)
  • 三脚やスタンドで固定(手持ちは手ブレの原因)
  • 照明を工夫(自然光が一番)

実際、大手企業に内定した学生の9割以上がスマホで撮影しています。

Q2:何回くらい撮り直すべきですか?

A:平均10〜20回程度です。

完璧を目指す必要はありませんが、以下の点が満たされているか確認しましょう:

✅ 時間内に収まっている
✅ 言いたいことが明確に伝わる
✅ 表情が自然
✅ 背景や音声に問題がない

プロのアドバイス:
撮り直しすぎると、逆に自然さが失われます。「80点で良し」とするくらいの気持ちで。

Q3:編集ソフトは必要ですか?

A:基本的には不要です。

企業が求めているのは「編集技術」ではなく「あなた自身の魅力」です。

ただし、以下の簡単な編集はしておきましょう:

  • 冒頭・終わりの不要部分をカット
  • 音量の調整(聞き取りやすい音量に)

スマホの標準アプリ(iPhoneの「写真」アプリなど)で十分です。

Q4:BGMや字幕は入れるべきですか?

A:企業の指示がなければ、入れない方が無難です。

BGMや字幕は、かえって「あなたの声」や「話の内容」から注意を逸らしてしまう可能性があります。

例外:

  • クリエイティブ職(広告、デザインなど)で、編集スキルをアピールしたい場合
  • 企業から「自由に編集してください」と指示がある場合

Q5:「面白く」するために、キャラを作ってもいいですか?

A:おすすめしません。

キャラを作ると、実際に会った時にギャップが生まれ、逆効果になります。

**「面白い」の本質は、「ウケ狙い」ではなく「興味深さ」**です。

あなた自身の経験や考え方を、自分らしく、誠実に伝えることが一番の「面白さ」につながります。

Q6:緊張して上手く話せません。どうすればいいですか?

A:以下の方法を試してください。

方法1:「誰かに語りかける」イメージ

カメラではなく、「親しい友人」や「憧れの先輩」に話しかけるイメージで撮影すると、自然と緊張がほぐれます。

方法2:台本を「見てもOK」

カメラの横に台本を置いて、チラチラ見ながら話しても大丈夫です。(ただし、ずっと下を向かないように)

方法3:何度も撮り直す

最初は誰でも緊張します。5回、10回と撮影するうちに、自然と慣れてきます。

Q7:服装は絶対にスーツじゃないとダメですか?

A:企業によります。

業界 推奨服装
金融・保険・商社 スーツ
メーカー・インフラ スーツまたはオフィスカジュアル
IT・ベンチャー オフィスカジュアル
クリエイティブ 清潔感があれば自由度高め

迷ったら、企業の採用ページやSNSで社員の服装をチェックしましょう。

Q8:動画の長さは指定時間ピッタリじゃないとダメですか?

A:±5秒以内なら問題ありません。

例えば、「1分以内」の指定なら、55秒〜1分がベストです。

注意:
指定時間を大幅に超える(例:1分指定で1分30秒)のは確実にマイナス評価になります。時間厳守は社会人の基本です。

Q9:一度提出した動画は修正できますか?

A:基本的にできません。

提出前に必ず以下を確認してください:

✅ 時間内に収まっているか
✅ 音声がしっかり聞こえるか
✅ 顔がはっきり映っているか
✅ 背景に問題がないか

プロのアドバイス:
提出前に、友人や家族、大学のキャリアセンターの方に見てもらいましょう。

Q10:動画選考に落ちたらもうダメですか?

A:そんなことはありません。

動画選考は、あくまで選考の「一部」です。落ちた理由は、動画の内容以外にも、募集人数や他の応募者との兼ね合いなど、様々な要因があります。

大切なのは、次に活かすこと。

  • 動画を見返して改善点を見つける
  • 他の企業の動画選考で試してみる
  • V+ingのようなプラットフォームで練習する

一度の失敗で諦めず、改善を続けることが成功への近道です。


まとめ:面白い自己PR動画で、あなたの「らしさ」を届けよう

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

採用側の視点から、「面白い自己PR動画」の本質をお伝えしてきました。

最後に、もう一度大切なことをお伝えします。

「面白い」=「あなたらしい」

面白い自己PR動画の本質は、**「あなたらしさが、興味深く、魅力的に伝わること」**です。

  • 無理にウケを狙う必要はありません
  • 完璧である必要もありません
  • ただ、あなた自身の経験・想い・熱量を、誠実に伝えてください

採用担当者が見ているのは「一緒に働きたいか」

私たち採用側が動画で見ているのは、

  • この人と一緒に働きたいか
  • この人はチームに良い影響を与えてくれるか
  • この人は成長し続ける人材か

という点です。

あなたの「今この瞬間の熱量」が、企業の心を動かします。

V+ingは、あなたの挑戦を応援します

私たちV+ingは、「書類では伝わらない、あなたの魅力を動画で届ける」ことをミッションとしています。

学歴や経歴だけで判断されない、「人柄」と「熱量」で選ばれる就活を実現したい。

そのために、私たちは日々、学生の皆さんと企業をつなぐプラットフォームを磨き続けています。

あなたの「らしさ」を、動画で届けてみませんか?

27卒の皆さんの就活が、実りあるものになることを心から応援しています。


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記事作成:株式会社Ving
執筆者:採用コンサルタント(元大手求人広告代理店勤務・10年以上の採用支援経験)